今年も福島県いわき市立桶売中学校へ

伝承芸能「鬼ヶ城太鼓」の

指導が始まりました。

遂に今年5年目を迎えます！

何度かブログの中でも登場している

このお付き合い。

往復500キロも何のその！

年に数回しか伺えませんが、

一昨年は台場のメガウェブで、

昨年は和楽器集団「鳳雛」の演奏会で

東京公演をすることが出来ました。

初めて伺ったのは2015年。

そこから過疎、少子化、震災、

様々な事が重なり、

当初から懸念されていた打ち手の不足問題、

限られた時間の中で

和太鼓のスキルアップ以外の問題にも

向き合ってまいりました。

・教育の一環としての和太鼓

・伝承芸能の在り方

・何を目的とするのか

中学校の生徒だけでは打ち手不足の問題は

解決せずに、併設されている小学校、

近年は卒業生有志も加わり、

また地域の皆様、PTAの方々にも温かい

ご支援を賜りながら存続することが

出来ています。

これからも避けられないこの問題に

直面しながら、何とか存続の道を

探しています。

毎回毎回生徒、児童の皆さんだけでなく、

教職員の方々、保護者の方々、地域の方々、

たくさんの方々に支えられ、

温かく迎えていただけるこのご縁に

感謝の念しかありません。

全校生徒が10人に満たないこの学校は、

この伝承芸能だけではなく、

学校の存続自体も近年問題になっていきます。

そうなった時に、流れの中で自然に

この芸能が無くなってしまうということは、

必死に繋いできてくれた皆さんや、

私にとっても決して本意ではありません。

新しい道や形、

そういったことも必要になってくるかと

毎回頭をフル回転しています。

伝承芸能が生んでくれた、

そして育んできたご縁を、

皆様のご厚情に少しでも恩返しを

していけるように私も頑張ります。

一つ一つその時出来ることを精一杯

結果は必ず何かの形でついてくる

次回はまた来月！

まずは今月！

の前に今日！

そして今！

頑張ります！！

↓今日の指導にお手伝いに来てくれた

OB.OGの子達とレクリエーション！

楽しかったよ！ありがとうー！！

和楽器集団「鳳雛」

兒玉文朋