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先日のお寺での演奏の際

ふと思いました。

「和楽器の演奏」

というとイメージするのは

・年配の方がやっている

・なにやら難しそう

・壁がある感じ

と、閉塞的なイメージの

意見をよく耳にします。

お寺に関しても

若い方はあまり良いイメージが

無いかもしれません。

私はお寺に生まれたので

当たり前の環境ですが、

やや壁があるように感じます。

お寺に生まれたとはいえ、

一般家庭と同じように

育ててもらえましたし、

むしろお寺に関する知識は

他の方とほぼ変わらない位だと思います。

それでもやはり

「若者離れ」「お寺離れ」

のような現況は少し寂しく感じます。

和楽器の世界は、

若い方こそ触れて欲しいと思いますし、

接してくれると嬉しく思います。

お寺にしてもそうです。

少し歴史を追ってみたり、

禅語を調べてみたり、

お坊さんのお話を聞いてみるのも

楽しいかもしれません。

小さい頃からたくさんの

お坊さんと出会ってきましたが、

色々な方がいて楽しいんです!

今考えれば祖父も、父の話も

とても興味深いものだった気がします。

一見閉ざされたイメージがあるものは、

実は思い込みであって、

生きる活力になるかもしれません。

どこに魅力を感じるかは自由ですし、

何に興味を持つかも然りです。

ふと気になったその時、

一歩を踏み出してみると、

また新しい世界が見えるかもしれませんね。

和楽器集団「鳳雛」

兒玉文朋

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