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和太鼓を打っていて
とっても大切なことの1つ。

「メリハリ」

和太鼓、和楽器に関わらず、
音楽をする中で、
所作や表現方法、そして技術で
「音の見え方」
は大きく変わってきます。

感情がない会話が成立しないのと同じですね。

よく鳳雛和太鼓教室でも
「メリハリ」という言葉を使いますが、

さて、
「メリハリ」
の語源、ご存知でしょうか??

メリハリはもともと
「メル」「カリ」
(どこかで聞いたことあるような・・(笑))
という邦楽用語が転じて
「メリハリ」になっています。

「メリ」は「下がる」「減る」
「減る(メル)」
からきて、
邦楽で低音を意味します。

一方「カリ」は
「強いてさせる」を意味する動詞の
「カル」の連用形

高音を意味します。

そこから
強弱などの起伏、
テンポや場景の緩急をつける
「メリハリをつける」
となったと言われています。

他にも
「十八番」(おはこ)
「とちる」
「差し金」
「どんでん返し」
「板につく」
「なあなあ」
「ノリがいい」
「のべつ幕なし」
「塩梅」

などなど芸事から使われる言葉は多くあります。

ちなみに
「しゃかりき」

「釈迦力」
で、お釈迦様が人々を全力を尽くしたことから
現在のしゃかりきになったと聞いたことがあります。

今日はまた一つの決断をしました。
はい!がんばります!

和楽器集団「鳳雛」
兒玉 文朋

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