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この期間、人それぞれで

色々な事を考える時間かと思います。

私の周りでは

「この時間を有効に使おう」

と仰る方が多いような気がします。

自身を見つめ直して

基礎のお稽古をしたり、

持ち曲を増やしたり、

作曲をしたり、

悩みが尽きない方も多いと思いますが、

私の場合は自分で選んだ道なので

あまり考えることをやめました。

(情勢を無視するという意味ではありません)

今自分がすべきことを一つずつやって、

次の「その時」に備える。

人はうまくいかないことがあると、

つい誰かのせいにしたり、

自分が嫌になってしまうこともあります。

なんでこんなことしなきゃいけないんだ

これなんの意味があるんだろう

禅語に

「虚空裏に橛を釘つ」

(こくうりにくさびをうつ)

という言葉があります。

意味の通り空気の裏側に釘を打っても

なーんの役に立たない行為です。

しかし一見無駄にしか見えない(感じない)

ことこそ、得られるものはたくさんあります。

要は「気持ちの持ちよう」ですよね。

お稽古もきっとそうだと思います。

自分で「すべてを学びの場に変えること」

が出来れば可能性は大きく広がります。

将来は誰にも分かりません。

ただ描くのは自由ですし、

それに向けて動くことも出来ます。

後々必ず自分の役に立つ

と信じて今を生きましょう。

今日は東日本大震災から9年。

そして今日は亡き祖母の誕生日でもあります。

久々に抜けた空を見て、

祖母と会話をしたような気分になって

やる気が湧き起こってきました!

この期間は無駄じゃない!

何より健康第一!

1日1日頑張ります!

和楽器集団「鳳雛」

兒玉文朋

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