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梅雨も真っ只中。

その中休みの日に、

祖父の1回忌を迎えました。

他界したのは7月。

1年前の今頃は、まだ病院のベッドで会話をしていました。

あれから1年。

今でも祖父のことは鮮明に覚えています。

今、どこで何をしていますか。

こうして日記を書く僕のことを見ているのでしょうか。

それともあの世というところで、

お友達と僕の大好きなその笑顔で語り合っているのでしょうか。

祖父が亡くなってから、仕事に行く前に、お墓や写真に

「行ってきます!」

と挨拶をするのが自然と習慣になってきました。

祖父はそんな僕に、

「おう!行ってこい!」

と言ったくれたり、

「しっかりやりなさい!」

と励ましてくれたり、

すべては僕のイメージでしかありませんが、

亡くなった今でも会話を重ねた気になっています。

病室で、あのしわしわの手で、

僕の手を力強くグッと握り締めた時のあの眼。

僕は生涯忘れないと思う。

僕が会えるのはまだまだ先になると思いますが、

会えたら・・・

何をしよう。

胸を張って、自分の人生を終えました。

そう伝えたい。

そう伝えられるように、

僕は生きたい。

合掌

和楽器集団「鳳雛」

児玉 文朋

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