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「音楽において

最も不可欠で、

最も難しく、主要な事柄は

テンポだ」

モーツァルト

2018年7月21日(土)

元教室の門下生で長らく教室を支えてくれた

高橋君と

いつも演奏をご一緒させていただいている

小沼さんの

結婚式と披露宴に参列させていただきました。


7月21日=7(な)2+1(み)

2人が結婚をすると聞いたときは、

それはそれは驚きました。

しかし今日2人の姿を見て、

そして温かい会場を見て、

本当に心が温かくなるような、

なんだったら少し泣いてました(笑)

小沼さんはもう10年来のお付き合いで、

現在フルートの演奏や指導のお仕事に携わっています。

和楽器集団「鳳雛」では篠笛奏者として、

一緒に様々な場所で演奏をしたり、

教室の発表会やイベントでもご一緒させていただき、

いつも擬音語ばかりになってしまう自分の指導を、

的確に簡潔に門下生に伝えてくれる、

そして良き仕事仲間としてとってもお世話になっている方です。

いつも冷静に問題点を一緒に悩んでくれて、

時には自分より怒ってくれたり、

良いアドバイスをくれるとても頼りになる子で、

勝手に家族のように思っていました。


高橋君とは、

以前彼が勤めていた会社の会の余興として、

太鼓を演奏するとのことで指導をしたのがきっかけでした。

初めて太鼓に触れた時から抜群のセンスで、

その後教室の門下生となり、長きにわたり、

教室の核として自分を支えてくれました。

学生時代野球をやっていたり、

年も近く、長い時間を彼とも過ごしました。

とても気が小さいところもあり、

大事なところでバチを落としたり、

袖でえづいていたり(笑)

でもとても繊細で優しい、ほっとけない弟のような、

でも小沼さんと同じくとても頼りになる男でもありました。

そんな自分にとって大切な2人が、

1つの家族となり、

今日こうして2人を見て、

とても幸せな気持ちになりました。


2人を良く知っているからこそ、

心配な部分もたくさんありました。

お互い根は優しいのに、

上手くそれを表現できなかったり、

でも心の中では申し訳ない気持ちでいっぱいになっていたり、

そんな2人なんです。

でも今日思ったことがあります。

2人に出逢えてよかった。

幸せのお裾分けなんかじゃなく、

僕の人生の一部として、

幸せにしてくれたと思います。


高橋はいつも通り緊張してスピーチは固くて、

翌日背中バキバキになるんじゃないかって思うくらい力んでて、

それでも彼の優しさや人懐こいところや

温かい部分をすごく感じました。

また一緒に太鼓が打てて、

2人やゲストよりも

一番楽しくて嬉しかったのは僕だと思います。

そして小沼さんとの2人の演奏は、

本当に心を打つ時間でした。

少し硬い、走り気味のピアノの音に、

小沼さんのフルートはしっかり合わせてくれていて、

2人が支えあっている、

素晴らしい音楽だったと思います。

ぬまさんは今まで見た中で1番きれいで、

ドレスもすごくぬまさんにあってて、

フルートを演奏する姿はやっぱりかっこよくて、

たくさんの人に心を配れるところ、

本当に尊敬しています。

「ぬまさんにはいつか絶対いい人現れる!」

ってずっと言ってたけど、

そしてそれがまさか高橋だとは思わなかったけど(笑)

高橋をよろしくお願いします(笑)

何かあったら高橋叱り飛ばしにいくから

いつでも言ってね(笑)

違うテンポで歩いてきた2人が、

今度はお互いのテンポに合わせながら生きていく。

たまに走ってしまったり、

もたついてしまったり、

きっとあると思うけど、

誰よりも人を思いやれる2人だからきっと大丈夫。

今日はありがとうございました

って言われたけど、

こちらこそありがとう。

そして誰よりもたくさんの気持ちを込めて

おめでとう!

和楽器集団「鳳雛」

兒玉 文朋

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