☆雲門関☆
最近忙しさに感けて色々見失っている気がしないでもない。
「あの時こうしていなかったらどうなっていたのか」
とか、
「なぜこうできなかったのだろう」
とか。
そんな事を思っている時は、
何かしらのきっかけだと思うようにしている。
たった1つの言葉や、
踏み出せなかった1歩、
逆に何も考えなかった無意識の1歩や、
考え抜いた末の重くて軽い一言。
思い返せば日々は決断の連続で成り立っている気がする。
躊躇っている時間もいわばそれがその時の決断で、
その瞬間は過ぎていく。
そしてそれは決して戻らない。
音楽も同じで、同じ空間は二度と起こらない。
その時の奏者の創り出した音、聴衆の心情、
すべてが一瞬でしかない。
そんな事をいつも考えている訳では決してないけど、
理想を突き詰めれば、
どうしたら出来るのか、何が必要かを瞬時に導くスキルが要る。
後悔はしたくないと思っていたが、
先を見た後悔は、必然な気もしてきた。
毎日が初めての連続で、どこかに恐怖感がある。
ふと不安にかられることもある。
じゃあどうする。
生きて、生き抜く。
心は大
行は密
人には寛
己には厳
今、自分の道を見直す時。
和楽器集団「鳳雛」
兒玉 文朋
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