☆拈華微笑☆
基本的にああだこうだと事細かに説明したり、
こうだからこう、
と固めるのは好きではない。
自分にとって「言葉」は一つの伝達の道具でしかなく、
それに頼ることはしたくない。
もちろんその手段を使わないければいけない事も多いが、
言葉に出さずに、
黙っていなければ伝わらないこともあると思っている。
「言葉」は時として重い責任がかかり、
または誇大解釈を生み、
その感情のままに捉えてしまうこともある。
本質を突き詰める時に、極論は言いたくない。
自分の指導に関して言えば、言わないようにしている。
伝える側と受ける側、
双方の疎通がそれを可能にすると信じたい。
私たち人間には、捉え、考え、実行することが出来る。
それは「言葉」でないと出来ないのか。
決してそうではない。
和楽器集団「鳳雛」
兒玉 文朋
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