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「プロ野球選手になりたい」

そう考えた少年達は、
憧れの選手の仕草を真似したり、
その姿に心を奪われる。
今日イチロー選手が
その輝かしい第一線から
退くことになった。
日本での実績もさることながら、
海を渡って、最も高い場所に身を置いて、
さらにそのトッププレイヤーになった。
そのルーティーンや、淡々とした仕草、
グラウンド上では飄々と高いレベルの作業を
やってのけた27年。
引退の会見でこんなことを言っていた。
「人より頑張るなんてことは僕は出来ない。
計りは自分の中にあって、
それを少しだけ超えていく。
一気に高みを求めてしまうと、
そのギャップで長くは続けられない。
地道に自分のやる事を続けていくだけ。」
(一部抜粋なので全文ではありません)
イチロー選手の周りからのプレッシャーは
計り知れないですが、
それを超越したものが、
「野球を愛すること」
「自分で決めた地道な作業」
野球だけに限らず、仕事や学業、
どんなことにも繋がってくることだと思いました。
引退試合となった打席や守備はもちろん、
交代の際、試合終了後の再登場。
どのシーンにも敬意と感謝が感じられて、
その「ギフト」とイチロー選手自身が発した
この環境は、紛れもなく自身の積み重ねであり、
私達にとっても最高の「ギフト」になった。
私がイチロー選手の好きなところを挙げるとすれば、
「道具を大切にしているところ」
これは是非子ども達も見習ってほしい。
バットやスパイク、グローブは大切に。
イチロー選手はバットを他人に触らせないと
聞いたことがあります。
その感触が残ってしまう気がするからとのこと。
実はこれ僭越ながら私もなんです。
いや、バットでなくバチなんですが…。
個人的には打った後にバットを投げたりせず、
そっと置きながら走るのもすごく好きです。
野球だと怒りからバットやグローブを
叩きつけたりする選手もいますが、
正直あれは大嫌いです。
職人さんが丹精込めて作り上げたもの、
大切にしないとと思います。
太鼓もそう。バチも同じように。
(正直イチロー選手の役者姿とかは苦手です(笑))
しかし、同じ時代にそのプレイを観れたことは
本当に幸せだと思う。
自分の出来ることはなんだろう。
それを叶えていくために
毎日何をすればいいんだろう。
それを改めて感じさせてくれた1日だった。
マリナーズ球団も本当にありがとうございます!
たくさんの感謝と敬意を込めて
菊池投手もデビューおめでとうございます!
というわけでこないだ器材を整理していたら
出てきたアルバムで発見した
当時6歳の兒玉少年
やきゅうの巨人になりたいです。
ちなみに「かめはめ波」は、
頑張れば本気で出ると思っています。
上中下巻の本を読み終えた後のような
すごいストーリーに出会った気持ちですが、
今日も1日頑張ろう!
和楽器集団「鳳雛」
兒玉文朋

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